構造的に正しい姿勢|中心軸整体
赤色の中心軸からズレるほど体に負担がかかります
(左は調整・指導前、右は調整・指導後)
ズレ度ゼロ ズレ度30% ズレ度80%
中心軸整体では、歪みや姿勢、身体の使い方が原因と思われる
「身体のコリや痛み」
「様々な不快症状」
「姿勢の崩れ」
「老化姿勢の進行」
に対し、下記2つのアプローチで、100歳時代を快適に過ごせる身体作りをサポートしています。
◎自分では改善出来ない「骨格細分化調整」で、身体の歪みを整える
◎自分にしか出来ない「構造的に正しい姿勢・身体の使い方、個別指導」で、姿勢と動きを整える
「骨格細分化調整」により、トップページの比較写真にあるような青と赤の重心変化や、外見上の左右差の変化が起こります。これだけで多くの問題が解消されています。
しかし「骨格細分化調整」だけでは今まで歪んだ状態で生きてきた間に染み付いている姿勢感覚、使い方の間違いなどの修正が難しいことがあります。
身体が整ってせっかく良い状態へと変化しても、不調となるような姿勢や使い方をし続けていれば、いずれ同じような問題が起きてきます。また歳をとるにつれ、外見上の姿勢変化も顕著になっていきます。
どんなに歪みの少ない人でも、何十年も間違った使い方をしていれば、着実に歪んできますし、故障しやすくなっていきます。逆に歪みが大きくても、上手に身体を使えている方の場合、不調少なく過ごすことが出来ます。
一番いいのは、歪みを少なくして、歪みの影響を受けにくくする使い方、姿勢を学ぶことです。
100歳時代を生きるこれからの私達にとって、骨格的老化を防ぎ、日常動作の快適度が増すように動きに磨きをかけていくことは、健康の土台作りに最も必要な運動です。
「骨格細分化調整」と「個別指導」のどちらを行うかは、身体の状態に応じて随時、判断致します。
ただし、日常生活に差し支えるような痛み、不快感がある場合、調整が優先になります。不快や問題などがない場合で、身体能力の向上など、特にご希望などがある場合は、お申し出下さい。
調整・指導前 途中経過 調整・指導後
調整・指導前 途中経過 調整・指導後
左:膝の過伸展(膝を伸ばしすぎて、逆反り状態)
右:膝の過伸展がなくなった正常な状態
構造的に正しい姿勢調整・姿勢指導実例 |
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個別指導「腕の使い方と歩き」(Oさん 60代女性 ピアノ講師)
個別指導「偏った使い方の修正、股関節痛」 (60代Tさん 調理師)
個別指導「身体の偏りと使い方」(Tさん30代男性 野球、自転車)
個別指導「ランニング後の脚の疲労」(Nさん50代男性 ランニング)
個別指導「腕の重さ、振れる腕」(Tさん30代男性 野球、自転車)
個別指導「早く動ける、長く走れる」(Jさん30代男性 野球)
個別指導「認識が変わると動きも変わる」(Fさん20代女性 気功、太極拳)
個別指導「過緊張と脚運動の偏り」(Oさん30代女性 バレエ講師)
個別指導「正しい動きをしてみたい」(Kさん70代女性 舞踊家)
姿勢指導には構造的な正しい理解が必要
(1)一般的な姿勢指導前後の比較
指導前 指導後
うつ向いていた悪い姿勢が、良くなったと説明されている、一般的な姿勢指導による写真のイラストです。しかし、当調整所では、全く違う見解を持っています。
(2)一般的な姿勢指導で、さらに悪化した姿勢
当調整所では、指導後のほうが「悪い姿勢になった」と分析します。その理由は
①さらに前重心となった
指導前 指導後
前重心 さらなる前重心
②腰椎前湾が無くなり、直線状の腰椎(フラット腰椎)になった
指導前 指導後
フラット腰椎
③上記2点により脊柱の生理的湾曲がさらに崩れた
(3)姿勢指導前では何が悪かったのか?
そもそも、正しい姿勢の定義が曖昧なので、姿勢指導自体に意味がありません。 ここでは、構造的に正しい姿勢の観点から「姿勢の間違い」と「構造的に正しい姿勢」を見ていきます。
(構造的に正しい姿勢の指導後は「構造後」と記します)
①前重心になっている
指導前 指導後 構造後
前重心 前重心 正しい重心位置
②膝が過伸展になっている(膝関節が伸びきって固まっている)
指導前 指導後 構造後
過伸展 過伸展 正常
③仮肋部が前湾している(本来は後湾する)
指導前 指導後 構造後
仮肋部前湾 仮肋部前湾 仮肋部後湾
④頸椎が直線状になっている(本来は前湾する)
指導前 指導後 構造後
頸椎直線状 頸椎直線状 頸椎前湾
以上の4つが指導前の「姿勢の間違い」であり、ここを正すことで、脊柱の生理的湾曲が維持された「構造的に正しい姿勢」となります。
詳細は
「構造的に正しい姿勢 構造的に正しい身体の使い方<理論編>」を
参照願います。
頭部の中心がずれた状態での成長・姿勢の崩れ
頭部のマス目の中心が、前方にずれていた場合「立てない・座れない」「顎が上がり姿勢が崩れる」「うつむき状態になる」という状態になりやすい。
頭部変形「マス目の歪みの量」と成長の関係
「マス目の歪みの量」の違いにより、成長に伴う身体の歪み状態を示しました。
歪んでいても、身体を固めて真っすぐに立てる場合、固めても真っすぐに立てない場合と、歪みの量によって互いが生じます。
マス目の歪みで作られる姿勢
①OCT(頭蓋骨上)前方移動タイプと姿勢との関係
頭頂骨が前方移動している歪みの場合、大きく二つの姿勢に誘導されるようになります。
<顎上がりタイプ>
・頭頂骨を水平に保つように、顎を上げた上向きの状態を作ります
・多くは、仮肋部(*1)が前湾した、弓腰(反り腰)になります
・反り返りが異常に強くなる事もあります
反り返りが強い
<うつむきタイプ>
・頭頂骨の前方移動に従って、下を見るようなうつむき状態になります
・お腹が前に出やすい姿勢になります
・赤ちゃんの場合、首が座りにくくなる事もあります
首が座らない
(*1) 仮肋部(かろくぶ)とは
胸椎部は、十二対の肋骨が、軟骨によって胸骨につながる「かご状」です。上から七つの肋骨は、直接、胸骨につながり真肋(しんろく)と言われ、八〜十二番は直接つながっていないので仮肋(かろく)と言います。ここでは、胸椎を含めて上から七つを真肋部、八〜十二番を仮肋部と表現します。胸骨に直接繋がっていない仮肋部は、動きやすく、前湾・後湾しやすい部位となります。
猫背になる座り方、猫背にならない座り方
(1)猫背になる座り方
股関節の屈曲角度は、70度くらいが
座りやすい角度になります。
同じことですが、骨盤が立っている場合、体軸と大腿骨の角度は
約110度になることを意味しています。
下のイラストは、イスの高さだけを変えて
それぞれ、座りやすい状態で座りました。
股関節の屈曲角度はどちらも同じ70度です。
右のイラストが猫背になる座り方です。
骨盤が立っている 骨盤が倒れている
骨盤を立てた状態で、腿が水平になるように座ると
股関節の屈曲角度は90度近くになり座りにくくなります。
そのため、自然と、楽な70度にするために、右のイラストのように
骨盤を寝かせ(倒し、後傾させ)猫背になります。
右のイラストの猫背は、これが自然なのです。
この構造的な理解がないと
子供に、間違った座り姿勢を強いることになり
座位だけでなく立位までの姿勢が崩壊してしまいます。
(2)猫背にならない座り方
股関節の屈曲角度が70度にならない
低い椅子に座る時の、座り方を説明します。
①膝を下げて70度にする
女性の場合は、足を倒して膝を低くしたりします。
②股を広げて座る
股を広げた場合、股関節の屈曲角度は約115度になります。
男性の場合は、股を開いても、あまり抵抗は無いと思いますが
女性の場合は①にするか、椅子を高くする必要があります。
詳細は
構造的に正しい姿勢 構造的に正しい身体の使い方 理論編
第二章「構造的に正しく座れない」ことで崩れていく姿勢
を御覧ください。
お子様の姿勢についてのご相談は、以下をご理解下さい。
1)姿勢には大きく分けて二つのタイプがあります
①認識修正、指導である程度、骨格本来の自然な姿勢をとれる場合
②骨格構造的な問題で、上記の修正等では無理な場合
2)姿勢の認識修正、指導は、お子様の現状把握の為に行います
3)良い姿勢に見える形作りの指導は行いません
(背筋を伸ばす・胸を張る・腰を立てる等)
お子様の姿勢に対して中心軸整体で行うのは、骨格細分化調整により「骨格本来の自然な姿勢が出来る身体作り」をサポートする事です。加えて、現状に無理のない範囲で、必要と思われる認識修正、指導は行います。
姿勢指導について「良い姿勢に見える形作り」を期待される事が多々あります。しかし仮に、外見上だけ良い姿勢を再現出来ても、その姿勢の維持に無理があると、常に不要な緊張を伴う状態となり、悪影響も考えられます。
例えば、過剰に胸を張ったり、背筋を伸ばし固める事から、腰背部に不要な慢性緊張を生じさせている事があります。これらは背骨本来の生理的湾曲を崩してしまいます。
4)ご家族皆さんにご協力頂きたい事
認識修正、指導である程度、改善出来る歪みの範疇にあるお子さんでも、無意識に親や周囲の姿勢から影響を受け、姿勢が崩れることがあります。又、食習慣・冷えからの内臓疲労・運動不足等でも姿勢が崩れやすくなります。そのため、お子様だけでなく、御両親にも同様の指導をする事があります。
中心体操
中心体操は中心軸整体オリジナルの体操です。本来の身体の動き、関節の動きを取り戻すために開発しました。運動機能を回復するためのトレーニングとして最適です。(「構造的に正しい姿勢 構造的に正しい身体の使い方 実践編」に初級編の全内容が記されています)
一つの運動の回数を減らし(1〜2回)ゆっくり、ゆったり行うと(自然な鼻呼吸にて)気功法にもなります。
また、回数を増やすことで、強化系トレーニング、有酸素運動としても効果があります。下記ページにて、初級編を紹介しています。
・骨格細分化調整は、医療行為ではないため病気の治療は行いません。より良く立てる身体作りを目的に行う骨格調整です。
・骨格細分化調整で不快症状が改善する事があります。しかし「マス目の歪み」が原因の不快症状を「病気」と誤解されている場合に限ります。このような時「マス目の歪み」を整えることで、病気と思われていた不快症状の改善が期待できます。
例えば、立てない、歩けない、発達障害、脊柱側湾症、猫背、向き癖、斜頚、外反扁平足、内反足、尖足、斜視と思われていた症状が、病気ではなく「マス目の歪み」が原因となっている場合、改善が期待できることになります。
・骨格細分化調整における検査は、病気の診断や、原因を特定するものではありません。「マス目の歪み」という独自の考えの元に、現状把握、調整箇所特定及び、全身バランスの変化観察の為に行われるものです。
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